て
手洗い付きカウンター
(てあらいつきかうんたー)
手洗いボールや水栓が天板に設置されている小型の手洗器で、収納や紙巻器とセットになっている機種もあります。
小型でスペースを取らないので主にトイレ内に多用されています。
定期借地権(ていきしゃくちけん)
定められた期間だけ土地を借りる、期限付きの借地権のことを言います。
借地期間が50年以上の「一般定期借地権」、30年以上で契約消滅時に建物を地主に譲渡する「建物譲渡特約付き借地権」などがあります。
定尺(ていしゃく)
材料などの各部材の定められた基準寸法(サイズ)のこと。
柱の場合、定尺は3m、6m、母屋や土台の場合4m、梁や桁では、4m、5m、6mの定尺材が一般的に使われています。
抵当権(ていとうけん)
お金を貸した側が、貸したお金の担保に出された不動産物件を、借主が返済不能になった際に、貸主が確保できる権利のことをいいます。
定量止水栓(ていりょうしすいせん)
浴槽の湯張りに使われ、流量制御弁が設置されている水栓のこと。
設定した流量が流れると自動的に止水されます。
テーブルランプ(てーぶるらんぷ)
テーブルなどの台の上に置く照明器具のこと。
「テーブルスタンド」とも言います。
テキスタイル(てきすたいる)
通常、織物のほか、編物、フェルト状のクロス類などを含めた総称です。
ファブリックとほぼ同じ意味で使われています。
テキスタイルをデザインすることを、テキスタイルデザインという。
テストピース(てすとぴーす)
コンクリートの強度を確認するために、コンクリート打設の際に現場にてミキサー車よりコンクリートを採取し作成する試験体のことを言います。
鉄筋(てっきん)
コンクリートは圧縮に強いが引張りに弱く、それを補うためにコンクリートの中に引張力に強い鉄筋コンクリート用棒鋼(鋼材)を入れる。
この鋼材を「鉄筋」と言い、「丸鋼」と付着力を上げるために節が付いた「異形鉄筋」とがある。
鉄骨造(S造)(てっこつぞう)
主要構造部に鉄骨を用いた構造のこと。鉄骨(steel)を略して「S造」と呼ばれています。
工法には「ラーメン工法」と「ブレース工法」があります。
鉄筋コンクリート造に比べ軽量で粘り強い構造のため、高層建築やスパンの大きい建物に適しています。
テナント(てなんと)
家屋や部屋を借りる人または借主。
一般にはビルの一部を借りて業務を行なう、出店者や事務所を言います。
テッセラ(てっせら)
主にモザイク張りに使う大理石などの四角い小片を指す。
鉄平石(てっぺいせき)
安山岩の一種です。長野県諏訪地方で多く産する平らな石。古くは、文化8年(1811年)地元で屋根材として利用された記録が残っています。
鉄平石は、緻密で、暗緑色で、耐圧強度、耐火性に優れた石材で、屋根材、壁材、床材、玄関土間、浴室、テラス、アプローチ、門柱、公園や河川敷の歩道材など、様々なところに幅広く用いられています。
テラコッタ(てらこった)
粘土を焼成したもので、一般的に、低温で焼成された素焼きものの大型のタイルを指します。
テラコッタタイルは、一般的に玄関や中庭、キッチンの床などに使用される。
テラゾー(てらぞー)
白色セメントに主に大理石の種石を混ぜたモルタルを練り、表面を磨き仕上げしたものです。大理石風の仕上がりとなります。
工場であらかじめ板石状につくったものを「テラゾーブロック」、規格寸法の正方形にしたものを「テラゾータイル」と言います。
天板(てんいた)
カウンターや机、棚(箱物家具)等の最上面の板のこと。
甲板(こういた)、トップともいう。 
また、「てんばん」とも読み、キッチンのフロアキャビネットの上に取り付けられた作業台のことをいい、ワークトップとも言われています。
この天板が一体になっていて継ぎ目が目立たないというのが、システムキッチンの人気の理由の一つになっています。
天蓋(てんがい)
上の方を覆う布などで作られた笠状のものを言います。
日本では主に仏像の上部にあるものをいうが、イタリアにおけるキリスト教の祭壇上を覆うバルダッキーノなどに共通している。
生活空間のものでは、ベッド上部にあって、柱で支えられたり、天井から吊られた布の覆いのことを言う。
天井高(てんじょうだか)
床面から天井下面までの高さのこと。
通常、住宅などの居室の天井高さは、2.1m以上必要と建築基準法にて定められています。
天然木化粧合板
(てんねんもくけしょうごうはん)
天然の木を薄くスライスして合板に貼った化粧合板のこと。
「銘木化粧合板」とも言われています。
天端(てんば)
各部位や部材などの上面のこと。または、「上端(じょうたん)」とも言います。
例えば、基礎天端、土台天端、梁天端、下額縁天端、カウンター天端、笠木天端など、言葉として使われる。
デイベッド(でいべっど)
椅子の座面を非常に長くしたような形の寝椅子のこと。
17〜18世紀に流行し、カウチやソファーの初期の形式ともいえる。
また、昼間はソファー、夜はベッドとして使われるソファーベットの呼び名とされることがある。
ディテール(でぃてーる)
建築やインテリアにおける、小さな部分、細かな部分のこと。また、詳細を表した図面(詳細図)のことを言います。
デザイン(でざいん)
計画、立案、設計の意味。また、それらを行なうことについての動詞。
日本語化して、特に意匠を凝らしたものを指すことが多いです。
デシベル(でしべる)
音圧または音の強さを表す単位。記号はdBで表します。
一方、音の大きさのレベルを表す単位は「ホン」が使われます。
出面(でづら)
現場へ作業員が出勤すること。また、その人員数のことを言います。
デッキプレート(でっきぷれーと)
荷重に対する強度を増すために、やや大きな角波形にした鋼板のこと。
鉄骨造の床スラブの型枠を兼ねた床材として使われることが多い。
波形が小さいものは「キーストンプレート」と呼ばれています。
デベロッパー(でべろっぱー)
不動産物件を供給する会社で、主に販売まで行う大手不動産会社を指す。
単純に言えば、土地を買って建物を建てて売ることで収益を上げることを業務にしている企業。
出窓(でまど)
建物の壁面より外に張り出している窓のことを言います。
床からの高さが30cm以上、突き出し長さ1m未満のものでは、張り出した部分の面積を床面積に算入しなくてもよい。
電気亜鉛メッキ鋼板
(でんきあえんめっきこうはん)
亜鉛の電気メッキをした薄鋼板に、リン酸鉄と酸化マンガンを用いた化学的紡食を施した金属被覆鋼板のこと。
塗膜の付着よく耐食性に優れています。
ボンデ鋼板は新日鉄の商品名で、正式には「電気亜鉛メッキ鋼板」と呼ばれています。
電球型蛍光ランプ
(でんきゅうがたけいこうらんぷ)
電球と同じ口金をつけた蛍光ランプのこと。
既存の電球用器具にも使用でき、ランプを取り替えるだけで長寿命です。
電気用品取締法
(でんきようひんとりしまりほう)
電気用品の製造、販売などを規制することで、粗悪な電気用品による火災や感電などの危険を防止する目的の法律です。
構造や使用方法などから特に危険のおそれがあるものを甲種電気用品、それ以外を乙種電気用品としている。
白熱ランプ、蛍光ランプ、コンセント付き家具などは乙種電気用品です。
電力(でんりょく)
単位時間当たりの電気エネルギーのことを言います。
単位は「ワット」。記号は「W」で表します。
電流(でんりゅう)
導体中の電子の流れのことを言います。
単位は「アンペア」。記号は「A」で表します。
定格(ていかく)
機器や装置、部品などについて、指定された条件における仕様、性能、使用限度などのことです。製造者が、その機器の仕様や、適正な使用方法を示した数字で、その値を定格値(英語:Rated value)と言う。
提携ローン(ていけいろーん)
不動産会社や建築会社と特定の金融機関があらかじめ提携し、融資を行なうことを言います。
低収縮コンクリート
(ていしゅうしゅくこんくりーと)
乾燥収縮によるひび割れを低減するために、収縮低減剤を混入したコンクリートのこと。
低収縮コンクリートは、主に壁やスラブ、厚さの薄い部材などの使用されています。
定着(ていちゃく)
鉄筋やアンカーボルトが引き抜けないように、規定の長さを確保して接合部の相手側のコンクリートに固定することを言います。また、その長さを「定着長さ」と言います。
低発熱コンクリート
(ていはつねつこんくりーと)
発熱を低減し、温度応力によるひび割れを抑制するコンクリートのことを言います。
低発熱コンクリートは、主に高層ビルや大型構造物などに使われています。
適合証明書(てきごうしょうめいしょ)
建設中または購入される住宅が住宅金融支援機構の技術基準に適合しているかどうかの物件審査(設計審査・現場審査)通過後に交付される証明書のことを言います。
テクスチャー(てくすちゃー)
電気回路の一部または電気機器を大地と導線(アース線)で結び、電荷を逃がすこと。または、そのための装置。正しくはグランディングgrounding(接地)と言います。
手付金(てつけきん)
売買契約に際して、契約成立の証拠として買主から売主に支払うお金のことを言います。
目安は売買代金の1〜2割。契約が実際に履行される前であれば、買主が手付金を放棄することで、契約解除ができる。
鉄筋コンクリート造(RC造)
(てっきんこんくりーとぞう)
圧縮に強いコンクリートと引張りに強い鉄筋を一体化させることで、お互いの欠点を補い、より高い強度を生み出した、耐震性・耐久性・耐火性に優れた構造です。
鉄筋コンクリート造(reinforced concrete)を省略して「RC造」と言い、マンションでは6〜7階建てまでの中高層に多かったが、超高層向けのハイRC造などのマンションも出ています。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
(てっこつてっきんこんくりーとぞう)
鉄骨造と鉄筋コンクリート造の長所を併せ持った構造のこと。
鉄骨で柱や梁を組み、その周りに鉄筋を配してコンクリートを打ち込む。鉄骨鉄筋コンクリート造(steel framed reinforced concrete)を省略して「SRC造」という。
7〜8階建て以上の高層マンションに多く、同じ階数ならRC造よりもSRC造のほうが耐震性は高く、柱も細くできるが、建築コストはSRC造が一番高くなる。
手間(てま)
手間賃・手間代などのように使われ、「工賃」を指している。
手元(てもと)
各種の専門の職人の補助的作業・手伝いを行なう半人前の作業者のこと。
「手伝い」と同じ意。
テラス(てらす)
地面より一段高くなった外部スペースのことを言います。
テラスハウス(てらすはうす)
イギリスに原形をもつ都市型の低層連棟式集合住宅のこと。2階建てが多く、各戸が専用の庭をもつ形式です。
フラット35(旧住宅金融公庫)では、「連続建て住宅」に該当します。
テレビドアホン(てれびどあほん)
来訪者がテレビ画面で確認できる住宅用のインターホンのこと。
展開図(てんかいず)
縮尺1/50程度で、部屋の中央に立って東西南北の4面の室内壁を見た図面のこと。
壁・床・天井の形状、レベル差、サッシの取付位置・大きさ・形状など、部屋の仕様・形状を表した壁の姿図。
天井(てんじょう)
部屋の上部を構成する面のこと。
天井は、躯体を隠し、断熱、遮音、防塵などの役目を果たし、配管や配線を通すスペースでもある。
建築基準法では、居室の天井高は2.1m以上とされているが、2.4m以上あると、部屋が広々と感じられる。
また、天井の主な種類には、船底天井、竿縁天井、格天井、敷目天井、網代天井などがある。
天井カセット型エアコン
(てんじょうかせっとがたえあこん)
機器本体を天井部に設置するタイプで、吹出し・吸込み部が天井面に見える形で設置されるエアコンのこと。
天井伏図(てんじょうふせず)
縮尺1/100程度で、天井面を見上げた姿図のこと。
天井材の割付・張り方向・形状・名称・廻縁の有無・天井のレベル差などを表した意匠図。
天袋(てんぶくろ)
押入れの上部など、天井に接して設けられる戸棚のこと。
また、書院造りの床脇に設ける違い棚の上にもうける戸棚。
ディスプレイ(でぃすぷれい)
目を引き付けるために、飾り付けをすること。または、その飾り付けた状態のことを言います。
「ウォール ディスプレイ」は、壁面に飾り付けをすることです。
ディスポーザー(でぃすぽーざー)
キッチンの生ゴミを細かく砕く装置のこと。
流しの排水部分に取り付け、下水道に流すため、地域によっては使用を規制されている場合があります。
ディンプルキー(でぃんぷるきー)
シリンダー錠のひとつで、ドリルでの破壊にも強く、(財)全国防犯協会連合会が認定・推奨する防犯シリンダーです。
鍵は、従来のような鍵山がなく、表面に多数の小さなくぼみ(ディンプル)がついていて、配列組み合わせが多く複製が困難です。また、リバーシブルで抜き差しが容易。
デジタル放送(でじたるほうそう)
デジタル圧縮技術によって行なう放送です。
出隅(ですみ)
壁などの2つの面が出合ってできる外壁の角のこと。
反対に入り合ってできる外壁の角を入隅と言います。
また、内壁の場合にも、同じように出隅・入隅と表現されます。
デッドスペース(でっどすぺーす)
構造や設備の都合で、生じてしまう室内の利用しにくい空間のことを言います。
デッドボルト(でっどぼると)
キーの操作によって錠本体から繰り出したり収めたりする本締まり機構用のボルトのこと。
かんぬき。Dead bolt。
把手や引き手が錠とは別に付けられる戸、点検口や倉庫などで使われる。引き戸用の錠に組み込まれる鎌状のタイプも本締まり錠の一つで、「鎌錠(hook lock)」という。
電圧(でんあつ)
電流を導体に流したときの2点間の電位差のことを言います。 単位は「ボルト」、記号は「V」で表します。 住宅の電灯線は通常100Vですが、200Vを併せて使うことも多くなってきました。
電気温水器(でんきおんすいき)
夜間の割安な深夜電力を利用して貯湯タンクにお湯を貯めたうえ給湯を行なう設備のことです。
床暖房や浴室乾燥に利用できる機種もあります。貯湯タンクの設置スペースが必要です。
電気錠(でんきじょう)
カギを遠隔操作できるように、電気的に施解錠をする機構を組み込んだロックシステムのことを言います。
錠を設置した扉とオンラインで結ばれた操作盤のボタンを押すと、作動電流が瞬時に送られて電気錠を作動させる。いわゆるオートロックが代表的。
非接触式、カード式、テンキー式、リモコン式などのバリエーションがある。離れた場所から施解錠状態を確認できるため、各種のセンサーを組み合わせたセキュリティシステムに応用されている。
電着カーペット(でんちゃくかーぺっと)
カーペットの一種です。接着剤を塗布した基布に短い繊維(フロック、毛羽)を静電気の高電圧の吸引力で固着させたカーペット。
フロックカーペットとも言われています。
電波障害(でんぱしょうがい)
高い建物や雑音電波によって、テレビの映りが悪くなることを言います。
伝統工芸マーク(でんとうこうげいまーく)
消費者が伝統的工芸品を安心して購入できるよう、経済産業大臣が指定した技術・技法、原材料で製作され、産地検査に合格した製品に付けられるマークのこと。
伝統工芸マークは、伝統の「伝」の字と日本の心を現す赤丸を組み合わされたものです。